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人材紹介の副業の始め方|法的要件と収入の目安を解説

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人材紹介の副業の始め方|法的要件と収入の目安を解説

人材紹介の副業の始め方|法的要件と収入の目安を解説

人材紹介を副業で始める方法を解説します。人材紹介の副業は法人設立と有料職業紹介事業の許可取得が必須であり、週10〜15時間の稼働で月1件の成約(売上100万円超)を目指すのが現実的なラインです。本記事では、人材紹介を副業で始めるために必要な法的要件、本業との両立のポイント、時間管理のコツ、収入シミュレーションを網羅的に解説します。

人材紹介の副業の始め方を探している方が増えています。リクルートワークス研究所「兼業・副業に関する動向調査(2023年)」によると、副業を実施している就業者の割合は約7.2%に達し、特に営業・コンサルティング経験者を中心に「人材紹介の副業」への関心が高まっています。1件の成約で100万円以上の報酬が発生するビジネスモデルは、在庫リスクもなく副業との相性が抜群です。

結論から言うと、人材紹介の副業は法人設立+有料職業紹介事業の許可取得が必須であり、週10〜15時間の稼働で月1件の成約(売上100万円超)を目指すのが現実的なラインです。

本記事では、人材紹介を副業で始めるために必要な法的要件、時間管理のコツ、収入シミュレーションを網羅的に解説します。

人材紹介を副業で始めるための法的要件

人材紹介を副業で行う場合も、正規の許可取得が法律上求められます。無許可での職業紹介は職業安定法違反となるため、必ず正しい手順を踏みましょう。

この記事の結論
人材紹介の副業は、有料職業紹介事業の許可を取得すれば合法的に始められます。初期費用は150〜300万円程度で、平日夜・週末を中心に週10〜15時間の稼働で年間500〜1,000万円の副収入を目指すことが可能です。ただし、本業の就業規則で副業が認められているか必ず確認してください。

有料職業紹介事業許可の取得手順

1

法人設立(個人事業主は不可)

有料職業紹介事業の許可申請は法人に限定されます。副業であっても、合同会社(LLC)または株式会社を設立する必要があります。許可要件の詳細は[【2026年最新】有料職業紹介事業の許可要件を徹底解説!資産・事務所の基準とは](/media/article005)で解説しています。合同会社なら設立費用は約6〜10万円です。

2

職業紹介責任者講習の受講

事業所ごとに職業紹介責任者を選任し、所定の講習を受講する必要があります。講習は1日で完了し、受講費は約8,000〜12,000円です。

3

事業所の確保

20㎡以上の独立した事業所が必要です。レンタルオフィスの個室が一般的で、月額5〜15万円程度。面談用のプライバシー確保スペースも求められます。

4

許可申請の提出

管轄の都道府県労働局に申請書類一式を提出します。審査期間は2〜3ヶ月。申請手数料として登録免許税9万円が必要です。

副業で満たすべき主要な許可要件

要件内容副業での対応策
基準資産額500万円以上(暫定措置で150万円の場合あり)貯蓄または本業収入から準備
事業所面積20㎡以上の独立スペースレンタルオフィス個室を契約
職業紹介責任者講習修了者を選任自分自身が受講・選任
欠格事由労働関連法規の違反歴なし該当しないことを確認
個人情報管理適切な管理体制の構築鍵付きキャビネットまたは暗号化PC
許可取得の不安を解消するなら
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人材紹介の副業の始め方|本業の就業規則と両立のポイント

副業が認められるかの確認

2018年の副業・兼業ガイドライン改定以降、副業を認める企業は増加していますが、就業規則で副業を禁止または許可制としている企業も依然として多いです。

確認すべき3つのポイント:

  1. 就業規則の副業条項: 副業禁止・許可制・届出制のいずれかを確認
  2. 競業避止義務: 本業と同業の人材紹介業の場合、競業避止義務に抵触する可能性がある
  3. 勤務時間外の活動: 副業は本業の勤務時間外に限ること
副業エージェント(IT企業勤務・30代)
「本業はIT企業の営業ですが、人材紹介の副業を始める前に人事部に確認しました。競業避止義務がないか、情報漏洩リスクがないかを書面で確認してもらい、正式に副業許可を得てからスタートしました。」

確定申告と税務の注意点

副業で年間20万円以上の所得がある場合、確定申告が必要です。人材紹介の副業では経費(オフィス代、通信費、交通費等)を計上できるため、適切な経理処理を行いましょう。

副業で人材紹介を行う際の時間管理術

週10〜15時間のモデルスケジュール

曜日時間帯活動内容想定時間
平日(月〜金)20:00〜22:00候補者との面談(オンライン)、メール対応1.5〜2時間/日
土曜日10:00〜15:00企業との打ち合わせ、レジュメ作成、推薦4〜5時間
日曜日10:00〜12:00翌週のスケジュール調整、事務作業2時間

効率化のための3つの工夫

1

送客サービスで集客を自動化

副業で最も時間を割くべきではないのが「集客」です。送客サービスを活用すれば、スクリーニング済みの候補者が届くため、限られた時間を面談と推薦に集中できます。送客サービスの仕組みについては[求職者送客サービスとは?仕組み・料金から選び方のコツまで徹底解説](/media/article004)をご覧ください。実際にL reach(エルリーチ)を活用した副業エージェントの実績では、週5時間の稼働で月3件の面談を安定的に実施し、集客にかかる工数を約90%削減することに成功しています。

2

求人データベースで企業開拓を省略

企業への飛び込み営業や新規開拓に時間を使う余裕はありません。求人データベース(Bee・Zキャリアプラットフォーム・キャリアバンクジョブサーチ等)を活用し、即座に数千件の求人にアクセスできる環境を整えましょう。

3

オンライン面談の徹底

移動時間を削減するため、候補者との面談はすべてオンラインで実施します。Zoom・Google Meetを活用し、1回30〜45分の面談を効率的にこなしましょう。

副業でも集客を自動化したいなら
L reachなら初期費用0円でスクリーニング済みの候補者が届きます。週5時間の副業稼働でも月3件の面談を安定実施した実績あり。

副業人材紹介の収入シミュレーション

初期費用の目安

項目費用備考
法人設立費用(合同会社)6〜10万円定款認証不要で安価
有料職業紹介事業許可申請5〜10万円登録免許税9万円+行政書士費用
レンタルオフィス(6ヶ月分)30〜90万円月額5〜15万円の個室
基準資産額150万円〜法人の現預金として確保
PC・通信環境5〜10万円既存PCの活用も可能
送客サービス・求人DB0円〜着座課金型なら初期費用0円

合計: 約150〜300万円

副業での収入モデル

フェーズ期間月間成約平均成約単価月間売上年間売上(概算)
立ち上げ期1〜6ヶ月0〜0.5件100万円0〜50万円100〜300万円
安定期7〜18ヶ月0.5〜1件120万円60〜120万円500〜1,000万円
成長期19ヶ月〜1〜2件130万円130〜260万円1,000〜2,000万円

副業の場合、稼働時間が限られるため月2件以上の成約は現実的に難しいですが、年間500〜1,000万円の副収入は十分に狙えるラインです。売上シミュレーションの詳細は人材紹介の売上シミュレーション完全ガイド|計算式から重要指標まで解説で学べます。

出典: 厚生労働省「有料職業紹介事業」有料職業紹介事業の許可要件や申請手続きについては、厚生労働省の公式ページで確認できます(参照: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/gyoukai/)。
出典: リクルートワークス研究所「兼業・副業に関する動向調査(2023年)」副業を実施している就業者の割合約7.2%などのデータは、リクルートワークス研究所の兼業・副業に関する動向調査で確認できます。
L reach利用者のデータでは、副業エージェントの平均成約単価は約115万円、送客サービス経由の候補者による成約率は自力集客比で約1.4倍となっています。
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副業エージェント(金融業界出身・40代)
「本業の金融業界の知見を活かして、金融×IT人材に特化した副業エージェントを始めました。週末と平日夜だけの稼働ですが、年間8件の成約で約960万円の副収入を得ています。特化領域があると効率的に成約につながります。」

人材紹介の副業から独立・本業化するタイミング

独立の判断基準

副業として安定した成果が出始めたら、本業化(独立)を検討するタイミングです。

  1. 月間成約が安定して1件以上: 本業と同等以上の収入が副業から得られている
  2. リピート顧客がいる: 企業側から継続的に求人依頼が来ている
  3. 候補者の流入が安定: 送客サービスや紹介経由で毎月5名以上の候補者がいる
  4. 6ヶ月以上の運転資金: 独立後の無収入期間に備えた資金がある
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L reach(エルリーチ)は副業エージェントの集客を支援

副業で人材紹介を始める場合、限られた時間の中で最も効率的に成果を出す必要があります。L reach(エルリーチ)は副業エージェントにとって理想的な集客パートナーです。

  • 初期費用・月額費用0円。着座課金2.5〜3.5万円/面談で導入リスクなし
  • プレ面談で転職意欲を確認済みの候補者が届くため、面談設定の手間が不要
  • 平均年齢24.7歳、20代比率95.7%の若手人材に強い
  • 日程調整もL reachが代行。平日夜・週末の面談にも対応可能

人材紹介の副業に関するよくある質問(FAQ)

Q人材紹介の副業は個人事業主でもできますか?
Aいいえ、有料職業紹介事業の許可は法人に対して発行されるため、個人事業主のままでは申請できません。合同会社(LLC)であれば設立費用6〜10万円で法人化が可能です。
Q本業が人材業界の場合、副業で人材紹介はできますか?
A就業規則の競業避止義務に抵触する可能性が高いため、本業が人材紹介業の場合は慎重な確認が必要です。取り扱い領域を本業と明確に分ける、上長の許可を得るなどの対応が求められます。
Q副業の人材紹介で年収1,000万円は達成できますか?
A特定領域に特化し、送客サービスと求人DBを活用すれば、週10〜15時間の稼働で月1件の成約を安定化させることは可能です。成約単価120万円×年間8〜10件で年収約1,000万円に到達します。
Q副業で始めて将来的に独立することはできますか?
Aもちろん可能です。副業でリスクを抑えながら実績とノウハウを蓄積し、安定した成約が出るようになったタイミングで独立する方は多くいます。副業期間は半年〜2年が一般的です。

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まとめ:人材紹介の副業の始め方を実践しよう

人材紹介の副業の始め方をまとめると、法人設立と有料職業紹介事業許可の取得という法的要件を満たせば、合法的に始めることができます。限られた時間を最大限に活かすため、集客は送客サービスに任せ、面談と推薦に集中する戦略が成功の鍵です。まずは副業として小さく始め、実績を積みながら独立への道筋を描きましょう。